いよいよ、なぞのクローバーのトークショー開催

今回の『かつぢ展』のメインテーマの長編漫画物語り”『?(なぞ)のクローバー
漫画コラムニストの夏目房之介先生のトークショーが行われます!!
いよいよ11月2日(土曜日)18時〜19時要予約です!!
仔細は弥生美術館HPをご覧下さいね!
漫画の歴史をひも解く大変貴重なお話が伺える事と今から楽しみにしています!
「?(なぞ)のクローバー」という作品、じつは
少女まんが史研究者の間でも、注目の作品なのです。
 
?のクローバー
 
きっかけは2006年に開催した展覧会にて
マンガ・コラムニストの夏目房之介氏が、本作に着目されたことです。
その時展示していたのは、わずか1見開き(2ページ)でしたが、
夏目氏はかつぢのまんが表現の先駆性を見抜き、
ブログ等でご紹介くださいました。

夏目房之介氏ブログはこちらから

なぞのクローバー
フクメンサン(=クローバー仮面)の登場シーンをご紹介します。
カッコイイですね!!
「お気の毒だが、これはもらってゆくヨ」
お城のはりに立つクローバー仮面を、俯瞰の構図で大胆に描いています。
このような表現が、昭和初期の少女まんがに現れていたのですね。
(『少女の友』昭和9年4月号ふろく)
「?のクローバー」の魅力、松本かつぢの初期まんが作品の魅力について
語っていただきます。
どんなお話が出るのでしょうか?
以上弥生美術館ブログより引用させていただきました。