松本かつぢの作品

さし絵画家としてデビューしたかつぢは、エキゾティックで繊細な美少女画からはつらつとした明るさを持つ新しいタイプの少女画を確立。やがてユーモアタッチのさし絵やマンガにも挑戦し、新境地を開拓しました。晩年には子供のための絵本やおもちゃ、ベビー食器の制作に取り組むなどその活躍の幅を広げ、豊かな表現力で多くの読者を魅了しました。

抒情画と童画

当時主流だった感傷的で神秘的な少女画とは対照的な明るくはつらつとした女の子を描き、陽気で「かわいい」スタイルを確立したかつぢ。数多くの物語のさし絵を多彩な画風で描き、少女達を物語の世界へと誘いました。

 

抒情画と童画

マンガとキャラクター

華麗で繊細な美少女画を描くいっぽうで、躍動感あふれる線でコミカルタッチの画風でマンガ家としても活躍したかつぢ。一世を風靡したくるくるクルミちゃんをはじめ、多くのキャラクターを生み出しました。

 

マンガとキャラクター