幻の桐の箱

かれこれ2ヶ月程前だったでしょうか、、
『松本かつぢ資料館』に御来館されたお客様より頂いた桐の小箱。
ずーっと探し求めていた、桐の箱!
かつぢは羽子板や桐の箱に可愛いクルミちゃんの絵付けをしていました、
当時私たち姉妹はお正月になるとクルミちゃんの描いてある羽子板で羽根つきを楽しんだものです。
又クルミちゃんの描いてある桐の箱には母から貰った着物の切れ端や大事な物をそーっと仕舞っておいたものですが、、今では何処へ行ってしまったのか?あの羽子板や桐の箱。
昔の羽子板は資料館に寄付して頂いた物が展示させて頂いていますが、、
どうしても桐の箱が探せず、どうしたら探せるかしら?と
長い事探していました、、ところが
先日突然、資料館に来館されたお客様から、
こちらで展示して頂ければと、寄贈して頂きました~~!!
もう~~!吃驚!見せて頂けるだけでも嬉しかったのに、、
寄贈して下さるなんて、、、感激です
嬉しいですね~~こんな貴重な物を頂けて、長い事探し求めていただけに、、
嬉しさは、、涙が出る程の物でした。
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クルミちゃんの絵がすり切れる程、大切に使って下さっていたんですね。
大切に、大切に保管させて頂きます。
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この桐の箱は大切に資料館で展示させて頂いています。