先日、アジア女性マンガ研究プロジェクト(WMRPA)を元とした書籍「Women’s Manga in Asia and Beyond」が、プロジェクトの指揮者である大城房美氏と、レベッカ・スーター氏、長池一美氏、ジョン・A・レント氏による編集で出版され、そのなかでライアン・ホームバーク氏のかつぢに関するエッセイが掲載されました。
出版社からのコメント:“このチャプターでは、戦前の少女文化に大きな影響を与えた松本かつぢが、どのように昭和初期(1926-45) の「正しい女性のあり方」を説いたかをみる。松本はハリウッドの楽天的かつモダンな女性像を基盤にし、それまで少女文化を支配してきた、か細く同性愛的な女性像とはまったく異なる、健康的で自己主張のある少女を描いた。”
素晴らしいエッセイを執筆いただいたライアン・ホームバーグ氏に改めて御礼申し上げます。